概要
CentOS8が出たので、自前のサーバをバージョンアップするためにまずインストールすることにしました。CentOS6から7の変更は結構大きかったけど、今回は前回ほどのとっつきにくさはないかな。といっても今だにCentOS7はコマンドがすぐに思い浮かばない。
環境
仕事柄物理環境がメインなので物理にインストールします。(4年選手の自作PC)
| CPU | MEMORY | DISK |
スペック | 4コア(8スレッド) | 32GB | 480GB |
製品 | Core i7 6800T バルク | CMK16GX4M2A2133C13R | SDSSDHII-480G-J25 |
バージョン
OS | バージョン | ISOファイル |
CentOS 8 | 8 (1905) | CentOS-8-x86_64-1905-dvd1.iso |
事前準備
公式サイトからisoファイルをダウンロードしておき、メディアに焼いておきます。今回ダウンロードする時にminimalのisoが用意されていなかったので、標準isoファイルを落としましたが、容量が7.14GBと大きいため1層のDVDには入りません。
手元にあったブルーレイの1層メディアに焼きました。ちょっともったいないですが・・・
インストール
メディアからインストールを起動します。
WELCOME TO CENTOS LINUX 8.0.1905の画面が表示されます。右下のContinueをクリックします。
INSTALLATION SUMMARYの画面が表示されます。
INSTALLATION SUMMARYの画面で「Keyboard」をクリックして、KEYBOARD LAYOUTの画面を開き、必要に応じてキーボード配列を追加します。ここではjapaneseを追加してあります。完了するときは左上の「Done」をクリックします。
INSTALLATION SUMMARYの画面で「Langage Support」をクリックして、言語を選択します。メディア起動時に選択しているので変更がなければ不要です。
INSTALLATION SUMMARYの画面で「Time & Date」をクリックして、ロケーションを選択します。
INSTALLATION SUMMARYの画面で「Installation Source」をクリックして、インストールメディアを指定します。今回はサーバに直付けしているインストールメディアなので、そのまま変更は不要です。
INSTALLATION SUMMARYの画面で「Software Selection」をクリックして、インストール構成を選択します。ここでは最小構成(Minimal install)を選択してます。
INSTALLATION SUMMARYの画面で「Installation Destination」をクリックして、インストール先のディスクの構成を指定します。今回はもともとインストールされていたOSを削除して、新規インストールするので、「Costom」を選択して「Done」をクリックします。
もともとインフトールされていたOSを選択して「-」で削除します。以下は削除後の画面です。

「+」をクリックして、ディスク構成を決定します。以下は基本デフォルトの構成です。
Mount Point |
Desired Capacity |
Device Type |
Volume Group |
File System |
/boot/efi |
600MiB |
Standard Partition |
- |
EFI System Partition |
/boot |
1024MiB |
Standard Partition |
- |
ext4 |
- |
8GiB |
LVM |
cl |
swap |
/ |
(残ったデイスク領域全部) |
LVM |
cl |
xfs |
INSTALLATION SUMMARYの画面の「KDUMP」はデフォルトのままで。
INSTALLATION SUMMARYの画面で「Network & Host Name」をクリックして、ネットワークの設定をします。環境に合わせて各インターフェースで設定を行います。
今回の環境はEthernet(enp2s0)が管理セグメントで使用するIPなので、選択した状態で左下の「Configure」をクリックします。

ここではインターフェースの自動起動、IPアドレス、サブネット、デフォルトゲートウェイ、DNS、IPv6無効を設定します。(キャプチャ取れなかったので省略)
INSTALLATION SUMMARYの画面の「SECURITY POLICY」もデフォルトのままで。
TALLATION SUMMARYの画面ですべての設定が終わったら、画面右下の「Begin Installation」をクリックしてインストールを開始します。
rootパスワードとユーザ登録が聞かれるのでよしなにやります。
rootパスワードとユーザ登録を済ませたら、右下の「Finish configuration」をクリックします。
最後に「reboot」してインストールは完了です。
OSインストールは以上です。